貧乏人と馬鹿こそアメリカETFに投資をしろ!!

お金と幸せはイコールではありません。しかし、お金があれば人生の選択肢が増えます。出来る事も増えます。人生における悩みは、突き詰めて行けばそのほどんどがお金で解決できます。

生まれた時の可能性は無限大。しかし、歳を重ねるごとにその可能性は減少していきます。

確かに、物事を始めるのに遅いという事はありません。しかし、ある程度の年齢になったら自らの限界に気付くべきです。

学歴と収入、これには明らかな相関性があります。一流大学だからって仕事が出来るとは限らない。正論です。しかし、それは全ての人間に共通する真理であって、その対象を無理矢理一流大学出身者に当てはめるのは、私からしたら単なる僻にしか思えません。

かく言う私も、給与は月並み、学歴だって人に誇れるものではありません。だからこそ、良い意味でも悪い意味でも自分をよく知っています。

私のような平均以下の人間が資産を増やすには株式投資しかありません。人生に希望は大切ですが、現実を見るべきです。いつまで経っても一発逆転を狙っているようでは、身の程知らずとしか言いようがありません。

世界長者番付のランキングから分かる事

フォーブス誌が毎年発表している長者番付。1位はマイクロソフトのビルゲイツで9.7兆円、2位は投資の神様バフェットで8.5兆円、3位はアマゾンのCEOで8.2兆円。もはや想像が付かないレベルです。1日の東京証券取引所の売買金額が活況な時で2兆円を超えるくらいですから、それを余裕で吸収できるレベルです。

ちなみに、日本人の長者番付ランキングを見てみると

1.孫 正義(ソフトバンク社長)2兆2640億】:カリフォルニア大学バークレー校

2.柳井 正(ファーストリテイリング社長)1兆8200億円:早稲田大学

3.佐治 信忠(サントリーHD会長)1兆4650億円:慶應義塾大学→カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院

4.滝崎 武光(キーエンス会長)1兆3880億円

5.三木谷 浩史(楽天会長)6770億円:一橋大学→ハーバード大大学院

これを見ても分かるように、本当にお金持ちになりたかったら実業家として成功するしか道はありません。それを考えれば投資家としてここまで資産を築いたバフェットはまさに神様と言えるでしょう。あのジョージソロスさえ、29位なのですから。

滝崎さんについては調べても分かりませんでしたが、その他4人に関しては学歴も一流です。繰り返しになりますが、偏差値の低い大学出身者でも仕事の出来る人はいますし、もちろん高学歴の人でも仕事の出来ない人間はいます。しかし、それを言っては元も子もありませんが、学歴は一種のステータスです。

人間は見た目や肩書に左右されますので、一流大出身と言うステータスは社会生活を送る上でプラスに作用する可能性が高いです。

ちなみに、2016年度の出身大学別社長の人数を見てみると

  1. 日本大学 22,135人
  2. 慶應義塾大学 10,890人
  3. 早稲田大学 10,771人
  4. 明治大学 8,921人
  5. 中央大学 8,324人
  6. 法政大学 6,588人
  7. 近畿大学 5,895人
  8. 東海大学 5,579人
  9. 同志社大学 5,145人
  10. 関西大学 4,001人

意外にも私学が多い事にびっくりしました。日本大学と東海大学は学生数が莫大という事もあるかと思われます。それ以外に関しても一定の水準以上の大学が名を連ねています。

社長=お金持ちではありませんが、学歴は重要という事です。勉強が苦手な人は、それが得意な人に勉強だけが全てじゃないとか、勉強が出来るからって何だとか、負け惜しみじみた事を言いますよね。でもこれだと、その勉強さえ出来ないお前はどうなんだと突っ込まれたら何も言えなくなってしまいます。

勉強も才能や素質に左右される世界です。しかし、その差はスポーツや芸術に比べれればまだマシな方。故にそれさえも努力出来ない人間が大成するわけないと師に言われ、妙に納得したのを今でも覚えています。

学歴と言う裏付けのない人間が極端な事を言っても、それは単なる戯言として捉えられてしまいます。しかし、高学歴と言う裏付けのある人が同じことを言ったとしたら、それはある種の説得力を持って我々の耳に入ってきます。

皆様、学歴は超重要です。

学歴と年収

では実際に学歴と収入にはどのような関係があるのか。厚生労働省のホームページで公開されていたデータを元にグラフを作ってみます。

なお、企業規模別におけるデータは、従業員1,000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」を基準としています。

学歴と年齢別における収入の比較(男性)

どの年齢層においても大卒者の方が収入は多いです。その差は年齢と共に拡大するばかり。高卒者は大卒者よりも社会に出るのが4年早いというメリットがありますが、その後の差によりこのスタートダッシュ分は少しづつ埋められることになります。

企業規模と年齢別における収入の比較(男性)

大企業の方が収入が多いのはごく自然な事ですね。大企業だからと言って、高学歴が多いという事にはなりませんが、誰もが知っている企業は必然的に就活生からの注目度も高いです。結果的にはある一定水準以上の学歴を持った学生たちによる争いが繰り広げられる訳であり、そこには並みの人間が入り込める余地はありません。もちろん、例外はありますけど、それを言ったら元も子もありませんので。

いずれにせよ、上記グラフからは以下のことが分かります。

  1. 大卒の方が給料が多い
  2. 大企業の方が給料が高い
  3. 大企業に入るためにはそれなりの学歴が必要

まあ大企業も様々ですから一概には言えません。あくまで一般論です。当たり前のことかもしれませんが、良い大学に入った方が良い会社に就職できる確率は高まります。

ちなみに、上記の場合は、従業員1,000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」としていましたが、法律では中小企業の定義について以下のように定められています。

  中小企業 うち小規模事業者
業種 資本金  または  従業員 従業員
製造業・その他 3億円以下 300人以下 20人以下
卸売業 1億円以下 100人以下 5人以下
サービス業 5,000万円以下 100人以下 5人以下
小売業 5,000万円以下 50人以下 5人以下

上記の基準を超える場合を大企業と分類づけています。

そして、経済産業省発表のデータによると、平成26年の大企業及び中小企業の割合は以下の通り。

  企業数 従業員数
大企業 11,000(0.3%) 1,433万人 (30%)
中小企業 3,809,000(99.7%) 3,361万人 (70%)

 

大企業が11,000あるのに対し、中小企業は3,809,000ですから、大企業の割合だけ見ればわずか0.3%しかありません。0.3%というと入社そのものがムリゲーに近いという印象を受けます。しかし、これはある種数字のマジックで、大企業は従業員の数自体が多いですから、それを基準にみれば割合は30%程度にまで広がります。

現在の日本において圧倒的に数が多いのが中小企業です。何だかんだ言っても給料や福利厚生が充実しているのは大企業ばかりです。

就職活動は物心ついた頃から既に始まっています。大学3年生から本気を出しても時既に遅しです。

学歴と生涯賃金の差

では年収ではなく、生涯賃金で見た場合は学歴によってどの程度の差が出てくるのか。独立行政法人・労働政策研究・研修機構のホームページのデータを元にグラフを作成してみます。

※各学校を卒業しただちに就職。退職するまでフルタイムの正社員を続けた場合

高卒と大卒では6千万円以上の差が出てきます。中卒との場合は8千万以上、この差はとてつもなく大きいですよね。正社員の生涯賃金が約3億円と言われていますが、そのラインまで到達するにはある程度の学歴と努力が必要なのです。

ちなみに、上記データは正社員で、退職までフルタイムで仕事を続けた場合のデータです。

正社員と非正社員の収入格差(単位:千円)

男性だと349万円と235万円で100万円以上の差が出ています。女性の場合は262万円と188万円で74万円の差。決して無視できる額ではないですよね。

これまでご紹介したグラフはあくまでも平均値を表したものです。

個々で見れば収入の格差はもっと広がります。

学生という最も時間の取れる時期に勉強できなかった人が30歳から頑張ろうとしてもそれには限界があります。世界の富の約半分は上位1%の富裕層が所有しています。そこには絶対に埋める事の出来ない深い溝が存在しているのです。

さらに、これまでのデータは大卒者で一括りにしていますが、実際は出身大学別に見たら収入はもっと大きな開きが出てきます。これに関しては非公式なデータしかないのであえて紹介することはしませんが、一流大学の方が圧倒的に生涯賃金が高くなります。

また、企業規模別でも大企業と一括りにしてありますが、個々の企業を比較すると大きな開きがある事は言うまでもありません。

宝くじが当たる確率

宝くじは夢を買う事が出来ます。当選発表までの間、あれこれお金の使い道を考えるのはすごく楽しい事ですよね。

だけど、宝くじで1等が当たる確率ってご存知ですか?

※宝くじと言っても色々あるので、ここでは「ジャンボ」と名の付く宝くじと仮定としてお話します。2~3月はグリーンジャンボ、5~6月はドリームジャンボ、7~8月はサマージャンボ、9~10月はオータムジャンボ、11~12月は年末ジャンボと、一年中何かしらのジャンボ宝くじが販売されている事になります。

ジャンボ宝くじの1等が当たる確率は、1000万分の1=0.0000001%

いまいちピンと来ない数字ですが、巷で語られている比較対象として面白いものがありましたのでご紹介してみます。

宝くじで1等が当たる確率:1/10,000,000

載っている飛行機が事故にあう確率:1/500,000

雷に打たれる確率:1/10,000,000

宝くじで1等が当たるのと、雷に打たれる確率は同じです(笑)しかも、宝くじに当たるよりも飛行機事故に合う確率の方がずっと高いのです。

さらには、宝くじで1等当たる確率よりも、宝くじを買いに行っている途中に交通事故で死ぬ確率の方が圧倒的に高いのだとか。

宝くじは1口で300円で、10口単位でしか買えませんから、1回の購入費は最低でも3,000円です。ジャンボ宝くじは年に5回販売されていますから、全て購入したとすると15,000円になります。

確かに買っても当たる確率は低いです。だからと言って、買わなければ絶対に当たる事はない。

宝くじ付きの友人がこのような事を言っていましたが、まあ当たり前と言っちゃ当たり前ですが、確率が天文学的過ぎますよね。

皆様、宝くじは夢を買うものです。お金は手に入りません。

身の丈に合った希望を持つことが大切

人生に希望は大切です。希望は生きる力の源であり、アクションを起こす原動力でもあります。ただし、希望は希望のまま終わらせてはいけません。希望は目標にしてこそ意味があります。

10代、将来の大きな希望に夢膨らませ、自分の可能性をひたすら追求しましょう。可能性は無限大です。

20~30代、引き続き、目標に向けて精進することが大切です。時間はまだ余裕があります。

40代、そろそろ自分の限界が見えてくるハズ。それを認めたくないのは分かるのですが、現実を直視することも大切です。

確かに例外は存在します。メディアに取り上げられた成功者の話を鵜呑みにしないように。いつまでも、希望にすがり、現実逃避していてはいずれ取り返し不可能な事態となります。

株式投資はある意味平等

スポーツ、音楽、勉学、芸術、これらに比べれば株式投資はある意味平等です。ただし、戦略次第では個人投資家は圧倒的に不利な立ち位置にいます。

ここでいう平等というのはこれから話す戦略を実行出来る場合にのみ当てはまるでしょう。

一流大学出身者で、あらゆる知識を身に付けている天才でも、市場平均を上回るリターンを出せない事は過去のデータが証明しています。

あなたが、短期トレードーとして成功を収めたいのなら話は別です。そこは才能に左右される世界であり、統計的に見ても失敗する確率の方が遥かに高いからです。

しかし、アメリカ市場への長期投資、それもただひたすらETFを買い続けるというつまらなくて退屈な投資法を実践する覚悟があるというなら、それは最良の選択肢となります。

もっと具体的に言えば、アメリカの市場平均を表す指数、S&P500に連動するETFをひたすら買い増しし続けるという方法です。

S&P500月足チャート

ただし、目先アメリカ市場が暴落する可能性、リセッション(景気後退)に入る可能性は十分にあります。

この方法に必要な事はただ1つ。忍耐です。

この方法で資産を築けるのは20年も、30年も先の話です。場合によっては一時的に資産の大部分を削られるという可能性もあります。

そんなときも売らずに、淡々と買い増し作業が出来るか否か。ETFならその価値がゼロになる事は、資本主義社会が崩壊しない限りあり得ません。暴落を目の当たりにし、途中で投げ売りしてしまうようではお金持ちになる資格はありません。大幅な含み益に気を良くし、利益確定をしてしまってもお金持ちになる資格はありません。

バイ&ホールド、簡単なようで難しい戦略です。

収入が平均以下の人は日々の生活費を可能な限り節約する必要があります。

買いたいものを我慢する。これって結構苦痛です。

でもこれが出来ない人も資産を築く資格はありません。収入が低いのなら、支出を減らす。投資に回せるお金を捻出するにはこれしかないのですから。

今お金を使う事を我慢し、不確実である将来へと投資することに不満がある人もこの方法は向いていません。今楽しんでこその人生、その考えには私も共感できる部分が多々あるからです。あとは価値観の問題です。

投資の神様バフェットは、100年後のダウ平均は100万ドルに到達するだろうと述べています。ダウ平均が100万ドルまで上昇するとすれば、S&P500もそれと同等若しくはそれを超えるリターンが期待できます。

この言葉を信じるのならアメリカ市場に投資をする価値は十分にあるのではないでしょうか。

そして、最も大切なのは配当は必ず再投資に回すことです。

ジェレミーシーゲルの著書「株式投資の未来」には以下のようなデータがあります。

・1925年12月にS&P500に1万ドルを投資したとすると、2015年には148万ドルになっている。

・上記のデータは株価変動のみ。これに配当とその再投資を加味すると、2015年には4,758万ドルになる。

資産を最大化したければ、配当は使ってはいけません。

欲しいものがたくさんあるのは分かります。だけど、その気持ちをグッとこらえ、再投資に回しましょう。

まとめ

平均的な収入、頭の出来も並みの人間が資産を最大化する最も良い方法が株式投資です。

世の中には金、銀、不動産、FX、先物取引、オプション取引等々、様々な投資、金融商品が存在しますが、過去最大のリターンを生み出したのが株式です。

ETFが普及した現代では銘柄選定を行う必要がありません。S&P500に連動するETFを買う。ただこれだけです。海外投資に対する敷居はここ数年で随分と低くなってきました。後は実行するか否か。

始める年齢は早ければ早い程望ましいです。

貧乏人と馬鹿こそアメリカETFに投資をしろ!!” に対して1件のコメントがあります。

  1. 司馬剣咲 より:

    たいへん説得力のある内容でした。
    「株式は平等」というのはとても希望のある言葉ですね。
    学歴、性差、フィジカルの強弱は関係ないですものね。
    短期投資では時によって人脈等の力が関係してくる場合があるかもしれませんが、長期投資においては、皆がまったく平等と思われます。必要なのは忍耐をもって参加し続けることですね。
    弱者こそ資産運用に長期投資を取り入れるべきということが再確認できました。

    1. ルーカス より:

      司馬剣咲様

      コメントありがとうございます!
      おっしゃるように短期投資は別として、長期投資なら成長国の株式、それもETFに投資をすることが最も簡単&再現性が高い方法ですよね!
      私自身、短期売買の難しさを嫌と言うほど味わって来ましたから、それに比べればひたすらS&P500に投資をするだけというのは一見簡単なようにも見えます。

      しかし、長期投資の特性上、ある程度の資産を築けるのは20年、30年先の話ですよね。
      だからこそ、多くの人が長期投資を宣言しておきながら、途中で売ってしまうんでしょうね。
      長期投資は忍耐。全てはこれに尽きると思います。
      そもそも、アメリカ市場の伸び自体が止まってしまったらどうするのかと言う人もいますが、そこは信じるしかないと思っています。

      貴重な意見ありがとうございました!

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