予想記事なんて解釈次第で何とでも言える。他人の予測に振り回されるな

将来の株価は誰でも気になります。現在ポジションを持っている人ならば尚更。自らに都合の良い情報を求め、ネットを徘徊した経験は私だけではないはず…。

ポジティブな情報に心躍らせ、ネガティブな書き込みに不安を募らす。今でこそ大分マシにはなりましたが、まさに一昔前の私の姿がこれです。

何も予想記事を見るなと言っているのではありません。当ブログでも日経平均株価のシナリオを考察するような記事を書いていますし、巷に出回っている情報を参考程度にとらえるのなら心配はいりません。重要なのは”予測に振り回されない事”なのです。

明日の株価は予測できない

明日の株価を正確に予測することは出来ません。日本市場の調子が良くてもニューヨーク市場が大きく下げれば、翌日の日経平均株価も大きく下げる確率高しです。

証券会社やアナリストが上昇と、その最もらしい理由付けをしたところで、それはあくまで自己資金による投資をしていない人達(している人もいるかもしれませんが)の意見であり、あくまで参考程度にしかならないのです。

就寝前にNYダウが調子良く上昇→つられて日経225先物も上昇、明日の東京市場もこの流れで買い優勢かななんて甘い思いを描いていたのに…

朝起きてニューヨーク市場の動向を確認してみると一転して急降下。他国市場の影響をもろに受ける日本市場だから、寄付きまでその日の動向は正確には解らないのです。

まあ、今日は爆上・爆下げかなと何となくわかる時はあります。明らかな外的要因がある時限定なので、たまーにしかありませんが…。

こういう時は私にとって、普段やらないデイトレをするチャンスです。テクニカル無視・思考停止の、寄付き買い・引け売りで利益が出せる絶好のチャンスなのです。

予想なんて後付け次第で何とでも言える

先ずは以下の日経平均株価チャートご覧ください。

上記は直近の日経平均株価日足チャートになります。2017年6月、日経平均株価は約1年半ぶりに2万円台を記録しました。

とは言ったものの、2017年の日経平均株価は年明けから持ち合い、方向感出ずの展開。3月末までレンジが続き、下にブレイクしたと見せかけて、年明けから3月まで続いたレンジの上限を突破。騙されるまで決して分かる事のない、絶妙な”だまし”により2万円台の大台を記録するのでした。

とまあ後から解説するのは簡単ですが、上記のチャートを赤丸の時点で予想するならば、どいう言ったシナリオが考えられるでしょうか?

  1. 同じ価格帯に何度も跳ね返されている。これはレジスタンスラインの強さを表している。ゆえにこれを超えるパワーが見当たらず、日経平均株価はある時、下にブレイクするだろう。
  2. 同じ価格帯に跳ね返されつつも、下値はキッチリと切り上げている。これはいわゆる三角の持ち合いパターン。どっかで上にブレイクするだろう。

短期的には「1」の予想が当たったことになります。しかし、その後の上昇を考慮すれば、「2」の予想も当たったと解釈する事さえ出来ます。

このようにモノは言いようなのです。将来の株価が上がるか下がるかの予想など、ある時点では”上がる派の予想”が当たり、ある時点では”下がる派の予想が当たる”株価は上昇する時も、下降する時も波打って動くのですから短期的な予想など、あまり気にする必要が無いというのも一つの考え方です。

これは取引のスタイルによっても違ってはきます。例えば上記の例ですと、スイングトレーダーからすればそこそこの取引タイミングになります。

一方で長期投資が目的で購入を考えている方ならば、短期の値動きに過敏になり過ぎるのは好ましくありません。しかし、現時点での長期投資の仕込みは注意が必要。なぜなら日経平均株価2万円台と言うのは歴史的に見て高値圏内だからです。

もちろん、バブル時代は3万円台後半を叩き出してはいましたが、それ以外の上昇相場ではその多くの上限が2万円台前後であったという事実があります。

あくまでこれは過去に基づいた結果論に過ぎませんが、用心深くいることに越したことはありません。株で失敗する一番の要因が高値掴みによる、”塩漬け”だからです。

結論として私が言いたいことは以下の通り。

他人の予想を参考にするのは良いけど、鵜呑みにしてはいけない。あくまで、意見の一つとして自らの判断材料の+αとすること。また、自らのトレードスタイルによって予測するべき期間が違う事を考慮しなくてはならない。

デイトレーダーなら今日の値動きを、スイングトレーダーなら今日~1ヵ月程度の値動きを、長期投資ならばファンダメンタルズも重視し、現在の株価が長期的に見た場合どの位置にあるのかを考慮しなくてはならない。

一時的な祭りを狙うのか、一時の恐怖による投げ売りを狙うのか、長期のトレンドを意識するのか。スタイルによって考えるべきことは大きく違ってくるのです。

まとめ

結局、将来の株価は予測できないという事です。予測出来なきゃ、トレードできないじゃないかと思うかもしれませんが、ちょっと違います。

ある条件を満たしたら「買い」を仕掛ける。また、ある複数のシグナルが出揃ったら「空売り」を仕掛ける。

この考えと

株価が上がりそうだから買う。下がると予想したから売る。

同じようで実際は似て非なるものですよね。

大分類をすればどちらも「予測」に含まれてしまうのかもしれませんが、実際に投資をされている方ならば、両者の違いには気づいて頂けると思います。

他人の予想に一喜一憂しない。

他人の予想に振り回されない。

すごく大切な事です。

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