改めて、デイトレード・スイングトレード・長期投資のメリット、デメリットを検討してみる

2017年の3月より米国市場への長期投資を開始しました。今が始めるべき時か、それは考えても分かりませんが、1年後ではなく10年後を見据えた戦略のもと投資をしています。

さて、長期投資(と決めた上で銘柄を保有)を始める前は、スイングトレードを主にデイトレードを組み合わせるというスタイルでした。今は長期:短期=6:4~7:3くらいの割合でしょうか。完全な長期投資派になるのはもう少し先のようです。

今回、長期投資(実際には4か月弱ですが)を始めた事により、一応、デイトレード・スイングトレード・長期投資の3スタイルを経験したことになります。本来の意味での長期投資はこれからですが、そこはお許しください(笑)

そこで改めてこの3つの取引スタイルのメリット・デメリットを検討してみます。

デイトレード=才能と判断力の世界

さて、デイトレードと言えば私の原点。私が相場に参入するキッカケとなった取引スタイルです。今でも思い出すみずほFGの一円抜き。たまたま勝ちが続いて調子こいていたのが懐かしい。

でもそれは相場が良かっただけで、実力ではない。そもそもデイトレなら相場の状況に左右されず、一年中安定した利益を上げられると勘違いしていました。

今の自分があるのは、デイトレ主体の取引から早々と撤退したからであると思っています。

あのままデイトレに固執していたらどうなっていたか…

めでたく退場する姿が目に浮かびます(笑)

私にとってのデイトレは、才能と判断力が問われる世界。誰だって勝つことは出来るけど、勝ち続ける事は出来ない。

当ブログでは何度も言っている事ですが、これが私の結論です。

私自身も色々テクニカルやら何やらを学び、あらゆる手法を試した結果、勝ち続けるイメージが全くわきませんでした。だからデイトレ主体の取引からとっとと撤退したのです。

努力が足りない

勉強不足

手法を徹底的に検証したのか?

数少ないデイトレで勝ち続けている人からすれば、上記のような意見が出るかもしれません。

しかし、努力でデイトレードが勝てるようになるなら、誰もが億トレーダーですし、これは勉強不足という意見に対しても同じことが言えます。

そして、手法を徹底的に検証したのかと言われても、徹底的に検証してたら資金が持ちません。もちろん過去のチャートに当てはめて検証することもしましたし、リアルタイムの相場でエアトレード(実際には売買しないが、取引のタイミングを計る)もしました。

過去のチャートで検証をし、それでも勝てないようなら、リアルタイムの相場で利益を上げる事は出来ない。これは間違いありません、しかし、過去のチャートに当てはめて、勝率が高い手法だからと言って、リアルタイムの相場で絶対に勝てるわけでもありません。これも変えようのない事実なのです。

とまあデイトレについてネガティブな意見ばかり言ってしまいましたが、メリットがない事もありません。ここからはデイトレのメリット・デメリットについて検証していきます。

デイトレードのメリット・デメリット

メリット

  1. その日のうちに決済をするという特性上、取引時間外の株価変動理由に左右されることが無い
  2. デイトレの特性上、塩漬け株を作る心配もなければ、ある程度損失も限定出来る
  3. その日のうちに結果が出る。
  4. 資金力があれば僅かな値動きでの利益も狙える
  5. 信用取引を使う事により、同一銘柄での回転売買も可能。日に何度も取引できる。

デメリット

  1. その日のうちに決済をするため、大幅な損失を計上するリスクは少ないが、コツコツ損失が積み重なり、やがては大きな損失となる
  2. 基本はゼロサムゲーム。参加者たちのお金の奪い合い。そもそも短期取引はプロ向けのスタイルである。
  3. 損切りを徹底するという特性上、損切り貧乏の可能性あり
  4. 昼間働いているサラリーマンにデイトレは無理がある。そもそもテレビなどで取り上げられる主婦たちは、どこからデイトレ資金を得ているのか謎
  5. 瞬時の判断が要求されるため、精神的に疲れる

結論

デイトレは資金管理さえすれば大損はしません。これは確かです。具体的には買った瞬間に、ある程度深いところでの損切りの逆指値注文も入れます。もちろん成行で。

これならば瞬時の判断で損切りが出来なかった際、自動注文がこれを実行してくれます。塩漬け株も作る心配がありません。信用取引を使えば、一日に莫大な量の売買を行う事が出来ます。

上記のようにメリットもあるっちゃあります。でもほとんどの場合はコツコツ損失が積み重なるパターンが王道です。

そもそもデイトレードは、プロ向けのスタイルという事をしっかりと認識すべきでしょう。何せゼロサムゲーム、お金の奪い合いなのですから。

そんな中でも継続的に勝ててる人もいるかもしれません。その人は特別な才能があるだけです。自分にも出来るなんて間違っても勘違いしてはいけません。

スイングトレード=相場次第では勝てる可能性はある

スイングは比較的再現性の高い手法であると思います。逆指値注文を上手く使えば、昼間働いているサラリーマンでも戦う事が可能ですし、成行の損切り注文をしておくことで、大幅な損失を防ぐことは出来ます。

スイングトレードで大切なのは、相場の状況をよく見極める事。しっかりとトレンドの把握が出来れば、勝率を高めていく事が可能となります。

利益をとれる相場、そうでない相場をしっかりと見極め、あせらず虎視眈々とチャンスを伺う。無暗に取引を重ねるのは損切の元で、ここぞという時にだけ取引を行います。これが私が考える生き残る秘訣です。こちらもデイトレと同じく、どんな相場でも利益を上げれるなんて考えない事です。この考えは、確実に相場からの退場を早めます。

スイングトレードのメリット・デメリット

メリット

  1. 逆指値注文を使う事により、会社員でも取引が可能になる
  2. 会社員は帰宅後に戦略を練り、取引開始前までに注文を出すというスタイルが可能
  3. 成行の損切り注文を予め出しておくことで、大幅な損失は回避できる
  4. 相場のトレンドを把握出来れば勝率は高まる
  5. デイトレに比べ、瞬時の判断が必要とされない

結論

昼間は働いている会社員の選択肢の一つがスイングトレードになるでしょう。日本株は上下停滞のサイクルが比較的決まっているため、トレンドをきっちりと把握出来れば、買いと売りの両方で利益を上げられる事になります。

でも私はポジションを保有してのオーバーナイトもオーバーウィークも大嫌いでした。デイトレ程とは言わないものの、ある程度短期的な値動きを追う必要のあるスイングトレードは、あまり私のメンタルには良い方向に作用しませんでした(笑)

でも日本株はスイングトレードが適している相場だと今のところは考えています。だから現在も、苦しみながらスイングトレードは続けています。

理由はもちろん、長期投資の資金を増やすためです。

スイングトレードをしていて一番の喜ばしい出来事は、利益確定ではありません。ポジションを清算した時の解放感です。

長期投資=忍耐の世界

長期投資を始めてまだ4か月弱ですが、短期的な利益よりも、ずっと将来のリターンに期待するという特性上、長期投資は忍耐であると感じています。

長期投資は日本市場よりも米国市場という考えのもと、コツコツ買い増しをしている最中です。

長期投資はある意味楽です。短期的な値動きに敏感になる必要がないので、どっしりと余裕を持って投資活動を行う事が出来ます。

長期投資を始めて間もない私は日々が勉強です。しかし、短期売買の経験も少なからず、今に活かされてると思う今日この頃であります。

長期投資のメリット・デメリット

メリット

  1. 短期の値動きに左右されないため、精神面での負担が少ない
  2. 個別銘柄だけではなく、ETFを活用することにより分散投資をお手軽に行う事が出来る
  3. コツコツと買い増しをすることにより、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を享受することが出来る
  4. 損切り貧乏とは無縁。
  5. ドルコスト平均法により、取得単価を調整することが出来る

デメリット

  1. 最悪、塩漬け株を作る可能性あり。これは資金凍結に繋がる。
  2. 会社が上場廃止になれば、流動性の観点から売買は困難に。倒産すれば、限りなく無価値に近づく可能性あり

結論

長期投資は今のところは私に合っているようです。なんたって一時の損益に精神をすり減らす必要がありませんから。

しかし、長期投資=成長する企業、市場への投資が大前提となります。何度も言うように、日本株のように外部環境の影響が多い市場よりは、先進国の中でも人口・経済共に成長を続けるアメリカ市場への投資が最適であるというのが現在の考えです。

暴落は絶好の買い時。バフェット流の考えがアメリカ市場に限って言えば、今のところは正しいと言えるでしょう。

まとめ

散々偉そうなことを言いましたが、結局は自分の好きな取引スタイルを選択すれば良いと思います。私の友人の中には、短期売買が好きでたまらない人もいます。このような人からしたら、長期投資など退屈で、退屈で仕方がないに違いありません。

しかし、適性を見極める事は大切です。私も自らの適性を見極め、今のようなスタイルになりました。

結局のところ、未来の株価は誰にも分かりません。これだけアメリカ市場は長期投資向きだと言いながらも、今後は日本市場のように、上下停滞のサイクルをひたすら繰り返す可能性だってなくはありません。

ただ、絶対に認識しておくべき事、それは取引は短期になればなるほど、職業プロトレーダー有利の世界になるという事実。個人投資家が容易に勝ち続けることは出来ないという事実です。

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