昼間働いている会社員&初心者がスイングトレードで利益を上げるコツを語ってみる。

アメリカETFの世界にどっぷり浸かっている私ですが、以前はスイングトレードが主体であったという事実は数少ない読者様のみ知る事実。

長期投資に資金を投入してきた事でスイングトレードに回せる資金も大分減っては来ましたが、今でもチャンスを見つつ参戦しています。

アメリカETF投資に比べスイングトレードは難易度も高く、誰にでもお勧めできるスタイルではありません。しかし、スイングトレードに挑戦したい人もたくさんいると思いますので、私がこれまでに学んできた「コツ」というのをお話してみます。

※そもそも、投資に絶対はありません。人の売買手法も別の人が実行すれば、それはもはや全く別の手法という事をご理解いただいた上で当記事をお読みください。

スイングトレードって何?

解説文によって期間は若干異なりますが、スイングトレードは2日以上~1ヵ月以内に決済をする取引スタイルです。

基本的にデイトレードは会社員には向いていません。絶対に無理と言う訳ではありませんが、色々と分が悪いです。第一仕事に集中できませんし。

そこで、出てくる選択肢がスイングトレードなのです。これなら注文は前日の夜、若しくは当日の朝に出しておくことで取引可能ですし、予めロスカット注文を出しておけば相場の急変にも対応できます。

また、スイングトレードは比較的テクニカル分析が効かせやすい?…と思います。そもそもテクニカル分析は後付けというのが現在の私の考えですが、トレードのタイミングとインする基準を見極めるという観点では有効かなと思っています。

当ブログではテクニカル分析を否定しつつ、テクニカル分析を解説するという相反する思想を展開しておりますが、この辺りはご了承ください。

さて、本題であるスイングトレードで利益を上げるためのコツですが、絶対必要な要素は以下の通りです。

  1. 銘柄選定
  2. 買い(空売り)のタイミング
  3. 損切り基準の設定
  4. 頭と尻尾はくれてやる
  5. 経験による「勘」

以上をこれから解説していきます。

銘柄選定

銘柄選定で最も重要なのは、値動きを予測できる「ものさし」が多くある事と、流動性(出来高)が十分にある事です。

1.値動きを予測できる「ものさし」とは?

何をどう頑張ったって未来の株価を予測することは出来ませんが、予想出来る材料があればあるほど何かと安心出来ます。

例えば、日経平均株価とドル円は現在において明確な相関性があります。

ローソク足:日経平均株価×ラインチャート:ドル円

日経平均株価の下落を受けてドル円も下落

ドル円の下落を受けて日経平均株価も下落

ニュースでよく見る文言ですが、日経平均株価が先か、ドル円が先かと言うのは、いくら考えても答えは出ません。ただ、昼休み(11:30~12:30)にドル円が下がった場合は、つられて日経225先物も下落、後場寄付きから日経平均株価も下落。つまり、ドル円の下落→日経平均株価の下落という図式を無理矢理成り立たせることは出来るかもしれません。実際、この考えは東京証券取引所での取引終了後から翌日の寄付き後までの間の値動きにも当てはめる事が出来そうな気もします。

しかし、この場合だと日経225先物が先か、ドル円が先かという問題が出てきます。日経225先物はシカゴマーカンタイル取引所にも上場しており、こちらはほぼ一日(日本時間の8時~翌6時15分:夏時間は1時間前倒し)取引されており、為替も24時間どこからしらの国で取引されています。

日経平均株価は日経225先物にサヤ寄せする形で始値を形成します。結局、日経225先物が先かドル円が先かの答えも出ない事になります(笑)

とは言っても、ドル円チャートの形が危なくなってきたから、日経平均株価も下げに入るのではとか、ドル円がレンジ内での値動きだから、日経平均株価も停滞気味だとか…このような予測のもとトレードを行うことは出来ます。

前場は調子よく上昇していたけど、11:30~12:30の休憩中にドル円が崩れてくれば日経平均株価も後場は反落するかもとか、何となくシナリオを考えることは出来ますよね。

そのシナリオ自体が外れる事も多々あるのですが、それをそれでシナリオが外れた時の損切り注文を予め出しておけば良いだけです。

肝心の銘柄選択ですが、上記の理由から初心者は日経平均株価と連動する銘柄を選べば良いと思います。ただこれに関しても、225銘柄の集合体が日経平均株価だから、日経平均株価に連動する銘柄という言い回しはおかしいと言った意見もあるかもしれません。ただ日経平均株価は先物市場でも活発に取引されており、単なる225銘柄の集合体の域を出ています。

日経225先物で利益を上げるために、莫大な資金を動かせる機関投資家はファーストリテイリングやソフトバンクなどの寄与度の大きい銘柄を売買することによって指数を動かそうとします。よって、日経平均株価=単なる225銘柄の集合体という考えは改めた方が良いでしょう。

単に日経平均株価と連動する銘柄なら【1570】日経レバレッジETF等を利用する手もあります。こちらは先物により組成されたETFであり、前日の日経平均株価の2倍動くよう計算された商品です。あくまで短期専門のETFのため、スイングトレード前提で取引する必要があります。

2.十分な流動性

短期売買において出来高・流動性は非常に大切です。取引量の少ない銘柄は売りたい値段で売れない、買いたい値段で買えない等の不都合が生じますので、出来高の多さは短期トレーダーにとっての生命線でもあります。

出来高の多さは証券会社のランキング機能で簡単にスクリーニングすることが出来ます。スイングトレードではもしもの時に備え、逆指値による損切り注文を予め入れておきます。損切り注文は当然ながら「成行」です。損切は確実に執行しなければなりません。損切りする時に少しでも高く売りたいという思想は不要です。

しかし、出来高が少ないと成行きによる損切り注文が、思わぬ安値で約定してしまう可能性があります。よって、板がスカスカな銘柄は避けた方が賢明です。

このことからも、マザーズ等の新興市場の銘柄は避けた方が良いでしょう。ベンチャー企業の株式などは発行済み株式数も少ないため、大型株よりもボラティリティが高く、時々殺人的な動きをします。

初心者ならば日経平均と似たような動きをする日経225採用銘柄、さらには流動性の高い大型株を選択するのがベターです。

買い(空売り)のタイミング

インするタイミングって本当に難しい。慎重になり過ぎても上手くいかないし、と言うか何してもダメな時は結局上手くいかないんです(笑)

ただ、一つの基準として、これまで上値抵抗線として機能していたラインをローソク足が超えたら仕掛けるという方法があります。

その基準となるラインは、移動平均線・価格帯別出来高が多いライン・節目(キリの良い数字)・最近の安値や高値等々…。

この辺りは人それぞれですが、初心者は移動平均線辺りを使用すれば良いと思います。移動平均線の適切な期間は人それぞれですが、私は、25日・75日・100日辺りを利用しています。

上記のチャートだと、これまで100日移動平均線の下で推移していた株価が、ラインの上に顔を出し、さらにそのラインで反発するような動き方をしつつ、上昇相場へと移行していった様子が分かります。

まあ、後から言う事なんていくらでも出来ますけどね。未来のシナリオをどれだけ具体的に考えられるかです。自分自身が実践してきて痛い程理解しているつもりですが、結局チャート分析は後出しジャンケンです。

また、基準となるラインを株価が超えて来たからと言って、すぐに仕掛けなければならないという訳でもありません。翌日に前日の高値を上回った事を確認し、上昇の可能性がさらに高まったと判断?出来た時点で仕掛けをしても構いません。この辺りは各々の裁量によります。

空売りはこの逆と考えれば良いです。上昇と下降の両方で利益を出せたら理想ですが、まあ無理です。

また、上昇相場での一時的な反落での「空売り」や、下降相場での一時的な反発での「買い」はテクニックとしては存在しますが、止めた方が良いです。大火傷します。

損切り基準の設定

損切り基準の設定方法は、買い基準の根拠が崩れた時です。あるラインを超えて買いを仕掛けたなら、そのラインを下回った時が損切り基準という事です。

ただし、そのまま基準ラインに損切り注文を入れてしまうと、余程上昇の力が強い時を除き、あっという間に損切り注文が約定していまいます。

こんな時に限って株価は切り替えし、結局は上場に転じるという悔しくて涙が出る結末を向かえるのです。

このような事態を避けるためにも、買い基準のラインそのままではなく、直近の安値や前日の安値に逆指値注文を仕掛けるのです。

この辺りの具体的な基準は自らの資金量と相談です。繰り返しになりますが、損切ラインが浅すぎるとあっという間に約定し、それが積み重なれば損切り貧乏になります。だから損切りは徹底すれば良いというものではありません。インする根拠に乏しい時は、積極的に仕掛けない=無駄な取引を減らすという事が、無駄な損切りの減少に繋がるのです。

頭と尻尾はくれてやる

スイングトレードはポジション保有の期間が長い分、利幅が取れると思われがちです。これは考えとしては正しいのですが、あまり欲張りすぎると痛い目を見ます。

「利大損小」はあくまで理想です。

上昇の初期段階で仕込みたい気持ちは分かりますが、それよりも上昇の勢いを確認した段階で仕込むなどの冷静さも必要です。

そして、天井で売るなどと言う神業は再現できないという現実を知る事です。仮にベストなタイミングで取引が出来たとしたらそれは偶然です。自らの実力と勘違いしないように。

だけど、コツコツ利益確定してたら、結局はトータルで負ける可能性が高くなります。この辺りは本当に難しい。理想論はいくらでも言えますが、それを再現できるかは「運」と「勘」と「実力?」次第でしょう。

経験による「勘」

あらゆる分析法を取り入れたところで、相場の行く末は読めません。これを言っては身も蓋もありませんが、もう無理なんです。

よくもまあここまで大損せずに短期トレードを続けてこれたなと不思議で仕方ありません。だからこそ、アメリカETFによる長期投資に切り替えつつあるのですが…。

そんな思いとは裏腹に短期トレード(たまにしかしないけど)の結果は安定しつつあります(笑)。投入できる資金量が減ってきているので大した額は稼げてませんが。それがメンタルにプラスに作用しているようです。

何年も相場を見続けると一種の「勘」と言うものが生まれてきます。これは当たる時も外れる時もありますが、そういった意味ではテクニカル分析と同じなのかもしれません。

例えば、今現在の日経平均株価を見てみましょう。

大きい窓を2か所も開けて、年初来高値付近でもみ合っています。

窓が必ず埋まるという明確な根拠はありませんが、結果から見れば、多くの窓が埋まっています。窓を開けて上昇した際は、利益確定の注文に押され窓が埋まる。皆が窓埋めの方向を目指すから結果的に窓が埋まる。理由は諸説ありますが、どれも推測の域を出ません。

確かに、上昇初期段階の窓は、それを埋めずに上昇トレンドに突入することがあります。こんな時窓埋めを狙って空売りをすれば、大損害ですね。

また、歴史的に見て高値圏での窓は、結果的には埋められずに本格的な下落相場に突入していくという可能性もあります。こんな時に窓埋めを狙って買いを仕掛ければ、こちらも大損害ですね。

では今回はどうでしょうか?

現在の日経平均株価の位置を確認するために月足チャートを見てみましょう。

バブル景気を除けば、現在は歴史的に高値に位置しますよね。

しかも、今ある窓は株価の下。さらに株価は高値でもみ合い中。

以上を考慮すれば思いっきり空売りしたくなります。このチャートの形状だと、今後さらなる上昇を目指すにしても、一旦は窓を埋めてからのような気がします。

でも、このところの日本の経済指標は比較的堅調で、緩やか過ぎて全く実感できない景気拡大局面とも言われています(ホンマかいな?)。

いずれにせよ私は空売りをする勇気がありません。そもそも私のような個人投資家が空売りしたくなるような相場。

これこそが罠です。こんな時って、空売り後株価はさらなる上昇を見せ、空売りに耐えられなくなった個人投資家の買戻し、いわゆる踏み上げにより株価は一段と上昇するものです。

逆の言い方をすれば短期売買の魅力はこれです。1週間足らずで、長期等投資1年分のリターンを獲得できる可能性が存在する事。

後になって後悔するか、ホッと胸を撫でおろすかは分かりませんが、こういう緊張感が嫌すぎて長期投資に移行したのでしょう。もっとも、完全に移行するのはもう少し先のようですが。

ダラダラ述べてきて申し訳ありませんが、テクニカル分析も勘も当てになったりならなかったりですね。

まとめ

「コツ」を語ってみると言いながら、「結局トレードは難しいよね」という結論に達していまい申し訳ありません。

ただ、本記事を通じてスイングトレードの難しさを理解して頂けたら嬉しい限りです。

短期トレードで大損しない一番の方法は、向いてないと思ったらとっとと退場する事です。間違ってもトレードの損失はトレードで取り返すなんて考えないようにしましょう。

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