RSI【過去の値動きに対する上昇幅の割合をグラフ化したオシレーター系指標】

RSIはアメリカの証券アナリストであるJ.W.ワイルダーによって考案されたオシレーター系のテクニカル指標です。RSIを見る事によって、買われ過ぎ、売られ過ぎの判断が出来るようになります。その使い易さから個人投資家にも人気の高い指標なので、覚えておいて損はないでしょう。

RSIの基礎知識

RSI(Relative Strength Index)は日本語では相対力指数と言われており、一定期間における株価の強弱をグラフで表した指標になります。

RSIの計算方法

RSI(%)=【値上がり幅の合計】÷【値上がり幅の合計+値下がり幅の合計】×100 

RSIで実際に使用される期間は、日足なら9日・14日・22日、週足なら9週・13週・26週が一般的です。

ここでは説明を簡略化するために7日間で実際にRSIを計算してみます。

日数 終値 前日比
1日目 100円 +10
2日目 105円 +5
3日目 110円 +5
4日目 105円 -5
5日目 100円 -5
6日目 105円 +5
7日目 110円 +5

 

上げ幅の合計=30(10+5+5+5+5)
下げ幅の合計=10(5+5)

これを、RSI(%)=【値上がり幅の合計】÷【値上がり幅の合計+値下がり幅の合計】×100 に当てはめてみます。

RSI(%)=30÷(30+10)×100 
RSI=70%となります。

RSIの売買シグナル

一般的には20~30%が買いシグナル、70~80%が売りシグナルと言われています。

トヨタ自動車日足チャート(RSIは14日で設定)

逆行現象(ダイバージェンス)に注意

株価は上昇しているのにRSIは下がっていく、これを逆行現象と言います。株価が上昇トレンドに入った時、RSIは買われ過ぎのシグナルを出します。しかし、一向に株価は下がる気配を見せません。このタイミングで逆張りによる空売りを仕掛けた投資家は損失を膨らましてしまう事になります。オシレーター系指標での逆張り手法が上手くいかないのもこれが理由です。特に緩やかな上昇をしている時ほど逆行現象が起きやすと言えます。

このような単純な罠に嵌まらないためにも、トレンド発生中の相場では、株価とRSIの逆行現象が発生する可能性があるという事を頭に入れておきましょう。ちなみにこの逆行現象はRSIだけでなく、その他のオシレーター系指標においても発生します。

トヨタ自動車日足チャート

要点整理

  1. RSIは過去の値動きに対する上昇幅の割合をグラフ化したもの
  2. 期間は様々だが、日足では14日を基準に計算する事が多い
  3. 一般的には20~30%が買いシグナルで70~80%が売りシグナル
  4. RSIを参考にする際は逆行現象に注意
  5. 逆行現象は緩やかな上昇トレンドで起きやすい

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