投資初心者は株とFXのどちらから始めるべき?【株とFXの違いを比較してみた】

株とFX、大きな違いは?

取引時間

【株式投資】

株の場合、東京証券取引所で売買できる時間帯は、前場(9時~11時30分)、後場(12時30分~15時)と決まっています。
私設取引システム(PTS)というのを利用すれば夜間(19時~23時59分)の取引も可能になりますが、出来高も少なく、初心者にはおすすめ出来ません。

日経平均先物取引のナイトセッションなら16時30分~翌朝5時までの取引が可能ですが、こちらも初心者にお勧めできる商品ではありません。

つまり、会社員の場合、株の場合はリアルタイムでの取引が出来ないということになります。

デイトレードが出来ない=スイングトレード、中長期投資となります。

スイングトレード、及び中長期投資は、相場の良い時は有効な方法になりますが、儲けづらい相場の時はロスカットの連続になる可能性もあります。

株式投資=長期投資という考え方であり、売却益よりも、配当金や株主優待が目的という方もいるとは思いますが、資産を増やすことを考えた場合は、売却益を目的に運用していくのが基本となるでしょう。

【FX】

一方、FXは世界中で取引されているので、土曜・日曜を除いて24時間取引が可能です。

土曜日も早朝(日本時間午前7時、夏時間は午前6時)までは、NY市場が開いてるため、取引可能です。

24時間取引が可能と言っても、取引量が増える時間帯(値動きが大きくなる時間帯)というのはある程度決まっています。

ロンドン市場・ニューヨーク市場・東京市場が三大為替市場と呼ばれており、その中でもロンドン市場が最大の取引高を誇ります。
特に、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯は、取引参加者が一日で最も多くなるのです。

レバレッジ

【株式投資】

株の場合、信用取引を使うことにより、約3倍のレバレッジを効かせることが出来ます。
FXの25倍に比べたら大した事ないようにも思えますが、信用取引による売買回転は、現物取引にはない魅力であると思います。

【FX】

FXでは25倍までのレバレッジが可能となっています。
過去にレバレッジ規制が行われる前は、100倍や200倍ものレバレッジが可能なFX会社もありましたが、現在の日本におけるFX会社では、25倍が上限となっています。

初心者はまず、2~3倍のレバレッジでトレードの感覚を掴むのが良いかと思います。

銘柄数

【株式投資】

株に関して言えば、東証1部に上場している企業だけで、1900社を超えます。
この中から、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析等を駆使し銘柄を絞り込んでいくのは投資初心者にとって難易度が高いとも言えるかもしれません。

【FX】

一方、FXの通貨ペアはFX業者にもよりますが、多くても50程度でしょう。
50あると言っても、多くの人はマイナーな通貨ではなく、ドル円・ユーロ円・ポンド円などのメジャーな通貨での取引を主としていますので、銘柄選定の苦労は株に比べたらほとんどないと言って良いでしょう。

手数料

【株式投資】

株の売買には約定金額によって、毎回手数料がかかります。
手数料は証券会社により異なりますが、通常のプランとは別に、デイトレーダー向けの定額プランを提供している証券会社もあります。

【FX】

一方、FXは手数料がかからない代わりに、スプレッドというものが存在します。

スプレッドとは、日本語で価格差という意味で、買値と売値の差の事を言います。
ちなみに、FXでは、通貨を買う時の値段を「Ask」、売る時の値段を「Bid」と呼びます。

例えば、米ドルを買った場合のスプレッドは、1銭~2銭ですので、1万ドル単位での売買では100円~200円程度の手数料と考えればよいでしょう。
取引回数が多いトレーダーは、スプレッドの小さいFX業者を選ぶことをおすすめします。

スワップポイント

スワップポイントは、FXでのみ得ることの出来る利息のようなものです。
FXでは低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、その金利差にあたるスワップポイントを受け取ることができます。
金利が高い国の通貨、ニュージーランドドル、南アフリカランド、などを購入すれば、持っているだけで毎日少しずつスワップポイントを貰う事ができます。

株にも配当金がありますが、こちらは一年のうち、定められた期日に株式を保有しておく必要があるため、いつでも受け取れるというわけではありません。

リスクは?

一日の値動きを考えると、株の方が圧倒的に大きいですが、FXでもレバレッジを効かせた取引をしていれば、その分損益は大きくなります。

しかし、FXの場合は株と違い倒産することはまずありません。
購入した通貨を発行している国がデフォルトに陥らない限り、価値が0になることはありません。

また、株の場合は買い手があっての売りのため、暴落時は約定しづらいというデメリットがあります。
一方、FXはFX業者との1対1の取引なので、大暴落が起こっても、ロスカット注文が通らないということは基本的にはないでしょう。

2015年のスイスフランショックの際は、あまりにも急激な値動きだったため、一部のFX会社のロスカットシステムが追い付かず、多大な損失を被った投資家も多くいたようですが、こういった例は極めて稀と言えるでしょう。

まとめ

株とFXを比較し、それぞれの違いを挙げてみたら、FXの方が魅力的に見える文章になってしまいました。

私はFXも取引していますが、株の方が好きですし、年間の利益の内訳も、圧倒的に株取引のキャピタルゲインが占める割合が大きいです。

しかし、投資家としてトータルで成功したいと考えるなら、為替の知識は必須です。
知識を付けるには、実際に取引をするのが一番という考えの元、私自身もFXトレードに取り組んできました。

投資初心者で株かFXのどちらかで悩んでいる方がいましたら、とりあえず、FX業者と株取引の口座の両方を開設することをおすすめします。

FX業者の中にはドルが1,000通貨単位から取引できるところもあります。
1,000通貨なら1ドル=100円で購入するとして、必要な資金が10万円、2円動いても2千円の損失(又は利益)なので、損をしたとしても勉強代と思えば安いくらいです。

株にしても、東証一部上場企業でも3万円以下で買える銘柄もあるので、株とは何かを知る上でも、実際に取引してみる事をおすすめします。

そして、デイトレードがやりたいけど昼間は働いてるから株は無理、と思えばFXを始めれば良いですし、株に魅力を感じれば、株式投資を始めれば良いだけの事です。

勝てる投資家になるために

先ほども言いましたが、実際に取引をするのは株、若しくはFXの一方でも構いませんが、投資家として成功するためにも両方の知識を身に付けましょう。

株取引をしながらも、為替の動きに敏感に、
FXをしながらも、日経平均株価、NYダウの値動きを常に意識する。

視野を広く持つことが、投資の世界では大切なのです。

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