【GE】ゼネラルエレクトリックの減配とHDVによる高配当戦略

11月13日、世界最大のコングロマリット企業であるゼネラルエレクトリックの減配が発表されました。GEと言えばNYダウ平均算出時から唯一生存している企業、とは言っても途中何度か除外されてはいますが。

具体的には1株当たりの配当を半分にすると発表。4.68%あった配当利回りは2.34%まで低下することになります。実際には4.68%という高配当はポジティブな要因ではなく、株価下落と言うネガティブ要因によりもたらされたものです。

ゼネラルエレクトリックは発明王エジソンにより創業されたコングロマリット企業です。世界で1位か2位でなければ撤退するという理念の元買収を繰り返し巨大企業へと成長してきました。そのため、事業内容は航空事業、エネルギー、ヘルスケア、石油・ガス、金融…etcと多岐に渡ります。

上記チャートを見ても分かるようにゼネラルエレクトリックの株価は年初からダダ下がり状態。年初来35.2%安となっています。

優良企業の株価が下落している時は絶好の仕込み時。私がGEを保有していたらナンピン買いしてかもしれません。確かに企業の株価下落の原因が企業存続の根幹に関わるものなのか、それとも一時的なものに過ぎないのかを判断する必要はあります。私のような人間がこれを正確に判断することは出来ませんが、少なくとも前者ではないという考えが強いです。

今年の8月には投資の神様バフェット氏がゼネラルエレクトリックを売却したことが明らかになりました。正直バフェット氏の売却はGE保持者からしたらネガティブサプライズです。バフェット程の投資家による売却が個人投資家の意思決定に与える影響は甚大なものがあります。

アメリカ企業による減配発表は日本企業の減配とはわけが違います。

企業は株主のもであるという理念が日本よりも深く根付いている体質もあって、アメリカ企業の株主還元意欲は日本企業のそれとは天と地の差があるからです。

改めて考えれば年初からの株価下落はこの減配を織り込んでいたと考える事も出来ます。

じゃあ、その減配発表の全てを織り込むことが出来たのか?

もしそうなら今後は悪材料出尽くしと言う都合の良い言葉で株価は一旦の底を脱する可能性もありますが、残念ながらそれを正確に見極める事は出来ません。

現在の19ドル台と言う株価は歴史的に見ても割安な水準です。

減配されたと言ってもまだ配当利回りは2%を超えています。S&P500の平均よりは高いですよね。

減配と言うネガティブサプライズを受けてから今後の株価はどう推移するのか。

前述したように年初からの株価下落はこの減配を織り込んでいたと考えられます。

しかし、その発表内容、具体的には配当を半分にするという内容を全て織り込んでいなければ株価は下落します。

ほぼ織り込み済みなら、悪材料出尽くしで株価は反転

織り込みを上回る内容と市場参加者が判断すれば、株価はさらに下落

結局、後になってみないと判断できないという事ですね。

保有し続けるか、売ってしまうか。非常に難しい判断です。仮に私がGEを保有していたら、このことで一晩中悩むことになるのでしょう。

ただし、ゼネラルエレクトリック程のコングロマリット企業なら、その規模を活かして事業の再編、売却等を進めれば、改善の余地はあるように思えます。

HDViシェアーズ・コア米国高配当株ETFとゼネラルエレクトリック

HDVとはブラックロック、iシェアーズブランドのETFの高配当ETFで、私のポートフォリオの核となる銘柄です。

HDVがベンチマークとしているモーニングスター配当フォーカス指数は、財務健全性と高配当にフォーカス指数であり、単なる高配当銘柄ではなく、財務基盤の重要性も基準に入れスクリーニングしています。これにより、単に利回りが高いだけの企業は組入れられることが無いという事ですね。

同指数は3月、6月、9月、12月の年4回に銘柄の入替を行っており、この際には先ほどの2つの条件に合致しない企業は指数から除外される事になります。

実は2017年の9月にHDVからゼネラルエレクトリックが除外されました。ETFの中での構成割合も4.72%と高かったです。

除外理由はデフォルト懸念、つまり財務健全性の基準に引っ掛かってしまったという訳ですね。

実はこの時、GEと共にジョンソン&ジョンソンも除外されてしまったのですが、「GEとJNJが除外されるのはちょっとな」と若干残念な気持ちになっていました。

ただ、結局は株価下落時に正確な判断が出来ない私にとってはETFの方が楽です。

個別銘柄は安値で仕込めるチャンスがETFよりも多くある分、その時における判断が難しい。それを楽しいと取るかストレスと取るかは人次第ですが、そもそもの正確な判断何て出来っこありませんからね。

ただ、将来的には、あくまで長期の視点で見ればゼネラルエレクトリックは復活すると信じています。明確な根拠があるわけではありませんが、多くの投資家があの時に買っておけば良かったと悔しがることでしょう。

しかし、それがいつになるのかは分かりません。これが個別銘柄の難しさです。

あの時は絶好の買場だった。あの時に手放さなかった投資家はこれだけの利益を得た。なんて言っても結局は結果論ですからね。

私は愚直にETFの買い増しを続けていきます。

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