世界の指数を買う【ETFの魅力】

ETFにしかない魅力

ETF(Exchange Traded Fund)とは上場投資信託の事で、他の株式と同じように証券取引所で売買することが出来ます。投資信託とはファンドに資金を預け、投資の専門家(ファンドマネージャー)に投資の運用を任せるといった金融商品です。

ETFもファンドマネージャーに投資運用を任せるといった意味では同じになりますが、証券取引所に上場しているか否かという点で投資信託とは大きく異なります。

ETFのメリット

  1. 証券取引所に上場しているため、リアルタイムで値動きを確認できる。
  2. ETFは指値注文による売買が可能(投資信託では指値による売買ができない)
  3. 販売手数料、信託報酬が投資信託に比べ安い。 
  4. 下降相場中でも信用取引(空売り)により利益を出すことが可能になる
  5. 指数への投資という特性上、個別銘柄への投資に比べ、リスク分散の効果がある。

一般の投資家にとっては「証券取引所に上場しているため、リアルタイムで値動きを確認できる」というのが一番のメリットだと思います。

感覚としては一般的な株の売買と同じなのですから、圧倒的に取引がし易いです。日本はアメリカに比べるとETFの普及がかなり遅れており、今後の市場規模の拡大が期待されています。

ブル型、ベア型とは?

国内のETFにはベア、ブルなどといった用語が付け加えられていることがあります。これらについて簡単に説明します。

ブル・レバレッジ
ブルは雄牛という意味で、角を下から上に突き上げる動作=上昇相場を意味しています。つまり、日経平均株価に連動する「ブル型」のETFであれば、日経平均株価の値動きの2倍を目指した商品であるという事です。

このようなETFは倍の動きをするという特性から、「レバレッジ(てこの原理)型」とも呼ばれています。

ベア・インバース
ベアは熊という意味で、爪を上から下に振り下ろす動作=下降相場を意味しています。ベア型のETFでは、対象となる指数の逆の値動きを目指しています。

例えば、日経平均株価に連動するベア型のETFの場合は、日経平均株価が5%の下落に対して、5%の上昇を目指すように設定されています。

このように、対象となる指数と逆の動きをすることから、「インバース(逆の、反対の)型」とも呼ばれています。

国内ETFの中には海外の指数に連動するものもある

前回の記事「米国株に投資をするという選択肢」を読み、外国株に興味を持った方もいると思います。

しかし、どうしても海外証券取引所での売買に抵抗を感じる方は、日本の証券取引所に上場している海外の指数を対象としたETFに投資をするという選択肢もあります。各国の代表指数をはじめとした、様々なETFを売買することが出来ます。

海外ETF

国内ETFは日本の証券取引所に上場している投資信託です。一方で海外ETFという、海外証券取引所に上場し、外国株式と同じように売買できる商品もあります。

海外ETFにも様々な商品がありますが、こちらは日本での証券口座とは別に外国株取引口座の開設が必要になってきます。

主要な国内ETF一覧【2016年11月現在】

日経平均株価

【1321】日経225連動型上場投資信託
【1330】上場インデックスファンド225
【1320】ダイワ上場投信- 日経225
【1346】MAXIS 日経225上場投信
【1570】NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 
【1329】iシェアーズ 日経225 ETF
【1369】DIAM ETF 日経225
【1357】NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信
【1397】SMAM 日経225上場投信
【1571】NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信
【1579】日経平均ブル2倍上場投信
【1360】日経平均ベア2倍上場投信

TOPIX(東証株価指数)

【1306】TOPIX連動型上場投資信託
【1305】ダイワ上場投信- トピックス
【1308】上場インデックスファンドTOPIX
【1348】MAXIS トピックス上場投信
【1473】DIAM ETF トピックス
【1475】iシェアーズ TOPIX ETF
【1568】TOPIXブル2倍上場投信 
【1367】ダイワ上場投信-TOPIXレバレッジ(2倍)指数 
【1569】TOPIXベア上場投信 
【1457】ダイワ上場投信-TOPIXインバース (-1倍)指数
【1356】TOPIXベア2倍上場投信 
【1368】ダイワ上場投信-TOPIXダブルインバース(-2倍)指数 

JPX日経インデックス400

【1519】NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型上場投信 
【1592】上場インデックスファンドJPX日経インデックス400 
【1593】MAXIS JPX日経インデックス400上場投信 
【1599】ダイワ上場投信-JPX日経400 
【1364】iシェアーズ JPX日経400 ETF 
【1474】DIAM ETF JPX日経400 
【1464】ダイワ上場投信-JPX日経400 レバレッジ・インデックス 
【1467】JPX日経400ブル2倍上場投信(レバレッジ) 
【1470】NEXT FUNDS JPX日経400レバレッジ・インデックス連動型上場投信 

商品指数

【1328】金価格連動型上場投資信託
【1541】純プラチナ上場信託(現物国内保管型)
【1542】純銀上場信託(現物国内保管型)  
【1543】純パラジウム上場信託(現物国内保管型)  
【1671】WTI原油価格連動型上場投信  

まとめ

上記で紹介したもの以外にもたくさんのETFがあります。

海外の指数を買えるということは、投資対象の幅が広がるという事です。

ETFを売買する際は、その特性や値動きをよく理解して上での取引を心掛けましょう。

特に、ブル型・レバレッジ型のETFは上昇局面では効率良く利益を出せるという反面、下降相場でも損失が対象指数の2倍という特性を理解していないと思わぬ損失を被ることがあります。

また、ブル型・レバレッジ型は長期で見た場合は必ずしも対象指数の2倍の値動きになるわけではありません。
これにつきましては、別の記事で改めて説明します。

他にどんなETFがあるか知りたい方は、日本取引所グループのホームページから探すことが出来ます。

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