デイトレードで起死回生を狙っている人は改めて考えてほしい。その多くは相場の肥やしになるという現実を。

当ブログでは自らデイトレの手法や、メリットなどを紹介しつつ、デイトレ自体にはネガティブな立場を取っています。矛盾しているように思われるかもしれませんが、デイトレーダーを志す人は改めて考えてください。その多くは肥やしとなって終わりと言う現実を。

自分自身が実践してきたからこそ分かります。取引は短期になればなるほど、難易度が確実に増します。長期投資が正義と言う訳ではありませんが、短期よりかはまだ勝算があると言えます。

あくまで自身の体験からの考察になりますが、デイトレード実践者に伝えられる事があれば幸いです。

1日で10万の利益も可能?

初心者がデイトレードに魅力を覚える理由は、その即効性にあると思います。例えば、元本100万に対して、その10%である10万円の利益を上げる事は、かなり難易度が高いです。

実はデイトレならば、これが可能となります。レバレッジを掛け300万円で取引を行い、同一銘柄であっても信用取引ならば回転売買が可能となり、1日に元本の10倍以上の額を動かすことも可能となります。

マザーズに上場する小型株は、ボラティリティが高く、それに目を付けた個人投資家もたくさん集まってきますから、上手くいけば短時間でも、かなりの利益を上げる事が可能になるでしょう。

たった1日で10万円の利益が可能

この言葉は嘘ではありません。ただし、これを実現できるのは、一部の才能に溢れた人のみ。自分にその才能があると、勘違いするほど怖いものはありません。

まぐれで勝つのが一番怖い

デイトレの一番怖いところは、まぐれでも勝ててしまう事です。完全なシステムトレーダーは別として、多くの投資家は売買ルールに、自らの経験を考慮した裁量を加えてトレードしているかと思います。

私自身もそうでしたが、実はデイトレってまぐれでも結構勝てるんです。そんな時自分の中では「読みが当たった」などと自らの戦略が正しかったと結論付け、自らに才能があると勝手に思い込みます。まさしく初期のわたしく。

だけど、遅かれ早かれ気付くことになります。あれはまぐれだったと。

あんなにも順調に勝ち続けていたのに、全く勝てなくなった。やってることは同じなのになぜ。

重なる損失にメンタルがやられそうになります。大切なのはこの後、資金が残っているうちにデイトレードに終わりを告げるか、”諦めたらそこで試合終了だよ”と自らを奮い立たすか。

スポーツや学問の世界なら後者でも良いかもしれません…が、デイトレと言う戦場はプロが集い、お金を奪い合うマネーゲームの世界。自ら負けを認めなければ、負けた事にならないという考えは結構ですが、そもそも相場につぎ込む資金が無くなったら、そこでゲームオーバーです。

勝てるまで挑戦し続けるという発想は、間違いではありませんが、現実的には不可能です。

 

手法はそこまで重要じゃない

億トレーダーが実践している成功者の手法でも、私が使えば、ただのポンコツ手法になります。エントリーのタイミングとして、複数の条件を掲げ、それを忠実に実行したとしても、私は億トレーダーにはなれません。

億トレーダーの買いのタイミングとして、自らのシグナルが点灯し、今だと思ってインしても、今この瞬間がそのストラテジーが機能するか否かを見極める裁量が無ければ、それは成功者の手法ではなく、私オリジナルの手法となってしまいます。

一見、同じ手法であっても使う人が違えば、それは全く別の手法。

だから成功者の手法を真似たところで、私はそれを忠実に再現できるわけもなく、全く意味を成しません。

さらに付け加えると、同じ手法と言うのは、単なる売買ルールに留まらず、メンタルまでも同一にする必要があります。私も自らを過大評価し、ポジション保有中でも冷静さを保てば良いんだろう?簡単じゃん。などと最初は甘く見ていました。

ところがどっこい、もうメンタルがブレまくりの日々。これはデイトレだけでなく、スイングトレードでも同じことが言えます。しかし、瞬間的な判断力が要求されるデイトレードでは、そのプレッシャーたるや尋常なものではありません。

相場はコンピューターゲームではありません。掛かっているのは命の次に大切なお金なのです。

私が初心者時代にデイトレで利益を上げていた理由

別記事でもお伝えしていますが、私がデイトレで幸運にも利益を上げる事が出来た理由は、単純に相場が良かったから。日足ベースでも上昇基調、ならば分足で見ても、始値より終値の方が高いが続くというのはごく自然な事。ただこれだけです。

あとは利幅を欲張らなかった事、量を投入することで、少ない値動きでも利益確定をしていた事が幸いしたようです。そして、一番の肝は、あまり考え過ぎなかった事、今思い出してみると「勘」に頼る場面が多かったような気がします(笑)

損小利大の原則からは思いっきり外れていますけどね。今となっては大コケする前に、デイトレで一攫千金の夢を捨てて良かったと思います。

と言いながらごくたまにですが、現在もデイトレはします。そこそこの自信が持てる時しかしませんが(なんて、偉そうなこと言っても予想が外れる時はもちろんあります)。

デイトレの一番難しいとこ

これも別記事で書いているのですが、とても大切な事なので再度お伝えさせていただきます。

デイトレは、誰でも勝てるよ。そう、単発ならばね。でも継続して勝ち続けるのはもの凄く難しい。

全てはこれに付きます。誰だって勝てるんですよ。まぐれでも1日に10万くらい稼げることだって出来るんです。

でも1年後も生き残る自信はありますか?あるなら続けてみるのも良いでしょう。ただし、損失は全て自分の責任、誰も肩代わりはしてくれないという事を覚えておきましょう。

もし自信があるのならば、予め資金を決めてトライしてみるのも良い勉強になるかもしれません。100万円を用意し、150万円になるのが先か、50万円になるのが先か。私なら間違いなく後者です。しかし、トレードの難しさを知るための勉強代として考えれば、デメリットばかりではありません。

今後デイトレードにのめり込んで、数百万単位の資金を失うくらいでしたら、早い段階で50万円を失った方が、結果的に傷は浅くて済むのですから。

人工知能の相場参入が個人投資家に与える影響

以前の記事でも書きましたが、人工知能による取引や、アルゴリズムによる高頻度取引は既に行われており、各ヘッジファンドでも良好な結果を出しているようです。

普通に考えれば、個人投資家にとっては凄まじい程の脅威となりますが、実は個人投資家の現状は然程変わらないのではと、私は考えております。

確かに今まで以上に勝てる確率が低くなることが懸念されますが、そもそも継続的に勝ち続けている個人投資家自体が、元々少ないという現実があります。

これは長期投資ではなく、主にデイトレに限った話ですが、人工知能が登場する前から勝ち続けている方が少数派なのですから、結論を言えば、どっちにしたって勝てないんです。

だから、私は人工知能が短期売買の主役になったとしても、何も困る事がありません。そう、そもそも私はデイトレの世界においては圧倒的な負け組なのですから。人工知能が存在しようがしまいが、私に勝算はありません(笑)

まとめ

デイトレに対してネガティブな意見ばかりになってしまいましたが、トータルでプラスの人は少なからず存在するでしょう。繰り返しになりますが、そのような人たちは、デイトレの才能に恵まれた人たち。決して自分にもその才能があるだなんて思わないように。

それに早い段階で気づいたからこそ、今の自分があります。相場では必ずしも勝ちにこだわる必要はありません。逃げと言う選択肢も、我々個人投資家には存在するのです。

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