騰落レシオは参考程度に留める【日経平均株価チャートとの推移を比較】

市場の過熱感を見るための指標として便利な騰落レシオ。売られ過ぎ、買われ過ぎの度合いをパーセンテージで表してくれるという事もあって、利用し易い指標でもあります。

しかし、他のオシレーター系の指標と同様に騰落レシオにおいてもその使用は参考程度に留めておいた方が良いでしょう。過熱気味なのに株価はさらに上昇、売られ過ぎなのにそこからさらに下落なんて頻繁に起こり得る事だからです。

騰落レシオの基礎知識

騰落レシオには、5日騰落レシオと25日騰落レシオがありますが、主に使われているのは25日騰落レシオなので、こちらを普段から参考にするよれば良いでしょう。

25日騰落レシオの計算式(%)

25日間の値上がり銘柄数の合計÷25日間の値下がり銘柄数の合計×100

一般的なシグナルとしては、120%~130%以上が買われ過ぎゾーンで、60%~70%以下が売られ過ぎゾーンとなっています。騰落レシオが上昇している時は値上がりしてる銘柄が多くて、騰落レシオが下降している時は値下がりしている銘柄が多いんだなという程度の認識で構いません。

日経平均株価との推移を比較

2016年の日経平均株価と騰落レシオの推移及び、2010年~2016年の7年間の推移を比較したグラフを作成したのでご覧ください。

2016年の日経平均株価と騰落レシオ

 

2010年~2016年の日経平均株価と騰落レシオ

もちろんそれなりに機能している部分もありますが、それと同じくらい当てにならないと感じるポイントも多々あるかと思います。過熱ラインからさらに日経平均株価は上昇、なんて場面も当然ながらあります。

テクニカル分析あるあるの、説明するに辺り都合の良いチャートを使うという手を使えば、見事な結果となるかもしれませんが、ここでは無意味なので止めておきます。

騰落レシオは参考程度に

騰落レシオは短期トレードではほとんど役に立ちません。これは私が取引をする中で日々感じている事でもあります。なのでスイングトレード中心の方はあまり参考にするメリットはないでしょう。

しかし、目安を探るという意味では分かりやすい指標という事も事実です。特に今年の最低値や最高値などは投資家達に意識される数字でもありますので、チェックしておくことに損はないと思います。

騰落レシオ利用の際は、逆張りで対応するのではなく、そろそろ過熱感が強くなってきたから利益確定も視野に入れておこうかな程度の使い方で良いでしょう。

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