知識や情報が利益に直結しない事を理解出来れば、初心者脱出の第一歩を踏み出せる

株やFXは必死に勉強すればいずれ勝てるようになる。

投資の知識を付ける事が利益への近道だ。

投資の世界に限って言えば上記の考えは全く持って当てにならず。

株もFXも先物取引もオプション取引も必死に勉強したって勝てるようになるという保証はどこにもありません。

勉強すれば勝てるってのは、野球少年に「頑張って練習すればあイチローみたいになられるぞ」と言うのと大差ありません。

成功者の小学生時代の卒業文集が取り上げられ、「夢は叶う」なんて言ったところで、それは成功者の例を取り上げているからであって、将来の目標を掲げたところで実現する人は一部の人たちに過ぎません。

こんなことを言うと、「夢がないつまらない人間だ」と思われてしまうかもしれませんが、そもそも投資の世界に夢を見る事自体がナンセンスな話です。

スポーツは結果がどうであれ、それまでの過程やそれによって得る事の出来るものがたくさんある。

一方の投資は、結果(利益)を出さなければ意味がありません。経済学を学んでいる人間が、勉強のためにと株を買うと言うなら理解できますが、それ以外の人間は利益を最優先にすべきです。

株で損をして、良い経験になったと無理矢理自らを納得させるような人は、そもそも投資に向いていないんで、今すぐ相場から退場しましょう。

投資の勉強=大損をしないために必要な事

学ぶ事=利益に必ずむずび付くではありませんが、学び続ける事は絶対に必要です。

相場は思い通りに動きません。巷で言われている一般論は単なる基本的事項に過ぎず、株価も為替レートも理論通りに動く事はまずありません。

こうなったら株価は上がる。こうなれば株価は下がる。

ある出来事に対して株価が上がる下がると決めつけ、資金の大部分を投入することは博打のようなもの。重要な経済イベントや重要指標発表、要人発言等の相場が大きく動く時を狙ってポジションを持つことは、相場からの退場を早めるだけです。

アメリカが利上げすれば円安になるハズ…。

為替は各通貨ペアの綱引きです。ドルが買われたとしても、円がそれよりも買われたら、円高ドル安になるのです。アメリカの利上げによって新興国への資金流入が減少し、マネーがアメリカに集まるというのは理屈から考えれば間違いではありませんが、相場の反応は必ずしもそうとは限りません。

トランプ大統領が誕生したときの日経平均株価大暴落を見て空売りをした人、翌日の始値は前日の終値からの大幅な上昇により結構な損失を発生させてしまったのではないでしょうか。

あなたがとある企業の決算発表を事前に知ることが出来たとします。でもこれを知ったところで市場の反応を正確に予測する事って難しいんです。

だって、業績が良くても株価が下げる事は当然のようにあります。反対に、業績が悪くても株価が上がることだって起こり得る事なのです。こんな時の理由付けは、魔法の言葉”市場は織り込み済み”で最もらしく解釈されてしまうのです。

また、決算発表に向けて株価が上昇してきたので、市場は好決算を織り込んでいると思っても、業績発表によりさらに株価が上昇することもあります。こんな時は”市場の織り込みを上回る内容”とマーケットサマリーでは説明されるのです。

あなたが長期投資目的で株式を保有しているのならなんの問題もありません。しかし、短期売買目的で一時的な相場の急変を狙っての投資は資金も精神もすり減らします。

ヒラリークリントン氏の当選で円安が進行?

トランプ氏の当選で世界的に株価が大暴落?

それってどこから仕入れた情報ですか?

え、メディアがそう言ってたって?

情報は当てにならないという事を学んでいれば、こういった博打には出ないですよ普通。投資に関して今まで何を学んでいたのか。物事を冷静に見れる人ならば”大損”は回避できたはずなのです。

天才投機家のジョージ・ソロスだってトランプ氏の当選によりNY市場が大暴落と予想し、見事に大外れ。10億ドル近い損失を計上しているのです。

一か八かの賭けは大抵外れる

確率は2分の1なのに、相場は本当に残酷です。

知識は単なる知識でしかない

投資に関する知識は貪欲に吸収するべきです。知れば知る程相場の難しさが理解できるからです。でも知識=利益に直結しない事も心得ておく必要があります。

知識は今の時代、パソコンでいくらでも学ぶ事が出来ます。しかも無料で。チャート分析だって今は優秀なツールがたくさんありますから、分析に関してはプロとの差は埋まりつつあると思っています。

情報に関しては真に有益な情報と言うのは入ってきませんが、まあこれに関しては仕方がありません。

経済学を極めて人だって、明日の日経平均株価を正確に予測することは出来ないのです。相場を正確に予測できるのは詐欺師か神様かのどちらかでしょう。

投資に対する知識が豊富な人は、相場の難しさをよく理解しています。知識や情報だけでは勝てないという事を分かっているからです。

逆に、知識が無い人ほど大きな勘違いをしている割合が高いような気がします。中途半端な知識しかないから、中途半端な投資しかできない。まさに今の自分はこれです。でも私は中途半端な知識しかないのを自覚しているから、決して無茶な取引は行いません。自分の弱点は自分で上手くカバーするしかありません。これが相場で生き残るコツです。

トレードに役立たない知識は不要という考えは間違い

実際にポジションを保有するに辺り、参考にする指数や基準と言うのはそれ程多いわけではありません。トレードのタイミングを判断する時、実は持ってる知識のほとんどは実際には活用されません。

あれこれ考えても、結局は一番慣れている方法に落ち着く。これがトレードと言うものです。たくさんの要素を考慮したところで正確な予想は出来ないのです。

判断の目安となる基準は少なすぎてもダメ。でも多すぎてもダメ。その中で自らのルールのベースを確立していくのがトータルプラスの秘訣です。

だからって、トレードに使わない知識は不要と言う考えは間違っています。取引のタイミングを計るのに不要な知識であっても、それを学ぶ事には意義があるのです。

知らないから使わないのではなく、知った上であえて使わないというのが私のスタンスです。

過去の経験は危うい。でも経験が一番大切

過去の経験程当てにならないものは有りません。それと同時に、知識に裏付けされた経験は強力な武器にもなります。

過去の経験は使いようです。使い方次第で味方にもなれば、敵にもなります。

投資で成功するか否かの分かれ道は、この経験を使いこなせるかです。いくら知識豊富な人でも投資を始めたばかりの頃は経験値で圧倒的に劣っています。このような状態では”たまたま勝つ事”は出来ても、勝ち続ける事は出来ません。

だからって経験が豊富な程勝てる言う訳でもありません。経験を正しく使えば、情報や知識と同じく”大損を回避”することは出来ます。そこから勝てるようになるか否かは、”すべてあなた次第”と言えるでしょう。

私は経験、知識共にまだまだ不足しています。だからこそ自分の範疇を超えるような相場の時は取引を行いません。みずからの力量に応じて相場への参加の可否を決めるのも”経験”によるものです。

脱ビギナーの第一歩

知識・情報を正しく活用すれば大損を回避できる。さらに、経験を自らの力量に応じて使いこなせれば、相場で勝てる確率は多少なりとも上がるでしょう。その上で、自らの経験値を超える相場の時は取引はしない。これに付きます。

何度も言っている事ですが

どんな相場でも利益を上げられる方法も

絶対に勝てる手法も

どちらも存在しません。これらに騙され、高額な商材やセミナーに大金を払う人は、肝心の知識・情報・経験が圧倒的に不足している人です。

この3つの要素がある程度の水準にある人ならば、相場に甘い話など無いという事を心得ていからです。

何はともあれまずは勉強。これに加えて経験値を高めなければスタートラインにすら立てません。

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